はじめに2019-01-24T22:52:33+09:00

かぞくるのブログ

私たちは、自閉症や発達障害、またはボーダーラインとされる子の個別指導の先生をしています。ご家族のニーズは様々で、日常生活スキルから、言語指導、学習指導、偏食指導、不登校介入、余暇スキル獲得など多岐にわたり指導してきました。

言語理解の未発達な子、イヤイヤがつよい子、まだ発語のない子、博士並みの鉄道の知識をもつ子、ひらがなではなくアルファベットから読みはじめる子、ふりかけご飯しか食べない子、家から一歩も外に出ない子、自分ルールが強すぎて学校に馴染めない子。そんな愛すべき個性を持った子どもたちとの毎日のかかわりの中で、わたしが考えてきた教育についてや、具体的な教え方などを綴っていけたらと思っています。

子どもたちと「今この瞬間」を一生懸命、全力で生きるおかあさん、おとうさんのお役に、少しでも立つことができたら幸いです。

4年間に及ぶ引きこもりを克服した後の話(1)

今日も前回の続きです。A君のセラピーはその後も継続し、今は私とだけではなく、ご家族や、ヘルパーさんとも公園、コンビニ、レンタルショップ、本屋さんに行けるようになり、お外も楽しいと思えるようになってきているようです^^なんてこった!素晴らしい! この間は、お家で分からなかった算数の問題を私が説明して、A君が理解できた時に、「わかった~!」と声をあげて、本当に嬉しそうな表情をしているのをみて、「あれ?あんなに抵抗していたけど、A君お勉強楽しそう、、!!」と思い、その日セラピーが終わった後に、 「A君本当はお勉強すきでしょ~?」 と聞いてみたら、、 「うん。たぶんね。好きかも。」 と答えてくれて、、!もう本当に、涙が出そうになりました。 2ヶ月前まで鉛筆を持つことも困難で、お勉強なんて到底できなかったのに、短期間でここまで成長してくれて、Aくんの成長に毎度驚かされてばかりです。 まだまだ反抗も強いし、泣いたり、叫んだり、お勉強も私としかできないけど、それでもここ数ヶ月のA君の変化には目を見張るものがあります。 A君や、彼だけでなく子どもたちみんな、どんどん成長していけるし、もっともっとできるようになるよ、って心から信じられるは本当に子どもたちのおかげです。(前回も似たようなことを書いたけれど、毎回そう思います。) もう少ししたら、A君も小学校の前まででも行けるかな~と考えてますが、どうかなあ!様子を見て、いいタイミングでチャレンジしてみようね。

By |3月 3rd, 2019|Categories: ABA療育, 不登校介入|4年間に及ぶ引きこもりを克服した後の話(1) はコメントを受け付けていません。

4年間に及ぶ引きこもりを3回の行動的介入で克服した話(後編)

こんにちは!今日は前回の続きです。 長年、不登校及び外出拒否(外出は週2回のレンタルビデオ店のみ)を貫いてきたA君は、セラピー3回目でついに外出に成功しました。今日は外出までのを少し書きたいと思います。 スモールステップで、一歩一歩着実に! まずA君の大好きな妖怪ウォッチのアニメを好子に、前回までにできるようになった、ひらがなの書き、漢字の読み、絵本の読み、等を行い、その直後に「妖怪ウォッチを観る」を繰り返しました。 その後「アンパンマン探しゲームをしよう!」といって私が持ってきたアンパンマンを最初はAくんの手の届くところに置き、取ってもらいます。「さがして持ってきて~!」といっても最初は面倒くさがって拒否していましたが、少し手を伸ばせば届くところにあり、妖怪ウォッチも観たいので、仕方なくとってくれました^^!! できたら、思い切り褒めて、アニメも観れて、「探す」行動を強化します。近くだとすぐに取れるようになってきたので、徐々に隠す範囲を広げていきます。 ①部屋の中⇒②部屋の外⇒③階段の上⇒④階段の下⇒⑤玄関⇒⑥玄関の外(扉をあけたままにしておく) と言う風に徐々に家の外に誘導し、アンパンマンを取るために自分で靴をはいて、外に出ることができました!!!自分で靴を履いて外に出る様子はみていて感動で心が震えました。 その後はそのままお外で「アンパンマン探しゲーム」を継続し、結局40分ぐらい家の付近で遊びました。 今回介入3回目でお外に出ることがきましたが、まだ「お外行こう!」と誘うだけでは抵抗があり、出ることができないので、しばらくは「アンパンマン探しゲーム」で外までは誘導します。出てしまえばそのまま公園でキャッチボールをしたり、遊具で遊んだり、ということができるようになりました。

By |2月 20th, 2019|Categories: ABA療育, 不登校介入|4年間に及ぶ引きこもりを3回の行動的介入で克服した話(後編) はコメントを受け付けていません。

4年間に及ぶ引きこもりを3回の行動的介入で克服した話(前編)

4年生のAくんは、家でも学校の先生にもヘルパーさんの中でも「モンスター」として扱われ、誰もがどう対応して良いのか途方に暮れていたお子さんでした。区のヘルパー事業所の職員の方から私に連絡を頂き、支援につながりました。 そんなAくんがABAに出会い、目を見張る成長を遂げた感動のお話を共有させて頂きます。 「Aくんの不登校を解決したいんです。ABAで、対応できませんか。」 区のヘルパー事業所の方から、相談の連絡を頂いたことが始まりでした。 Aくんは入学時に数回学校へ行ったきり、それ以降行くことができず、外出もヘルパーさんが来てくれる週2回、レンタルビデオショップへいくことのみに限られています。 行動の原理を説明して、ご家族に許可を取り事前に綿密な聞き取りを行ない、彼の抱える課題は、緊急度の高い行動的な課題であるということがわかったので、 「彼のケースに対応できるのは、おそらくABAしかないと思います。ぜひお願いします。」 とお返事をし、Aくんのご自宅へ向かいました。   Aくんとの初顔合わせでは、Aくんの様子を観察します。

By |2月 14th, 2019|Categories: ABA療育, 不登校介入|4年間に及ぶ引きこもりを3回の行動的介入で克服した話(前編) はコメントを受け付けていません。

叱らなくても、子どもの行動は変わる

こんにちは^^ 今日は「叱らなくても、子どもの行動は変わる」ということについて書きたいと思います。 子どもが何かいけないことをした時、とっさに叱ることがあると思います。 でも、お子さんはその後その行動はしなくなりますか? 私がセラピストをしはじめた頃、「叱っているのに、またやるんです・・。どうしたら良いでしょうか。」という相談をよく受けていました。 簡潔にお答えします。 親御さんは、「叱る」という対応をお子さんの行動を変えようとして、ある種罰として行っていると思いますが、「叱っているのに、またやるんです・・。」と悩んでおられる時点で、お子さんにとって「叱られる」は、罰として機能していません。むしろ行動を強化している可能性さえあるのです。   ABAでは、お子さまの行動を機能分析し、行動の原因を明らかにすることで、「叱る」ではない、本当に取るべき対応がわかります。 叱ることなく、行動に変化を起こすことができるのです。

By |1月 20th, 2019|Categories: ABA療育|叱らなくても、子どもの行動は変わる はコメントを受け付けていません。

子どもの力

私がこの仕事を通して、学ばせてもらったとっても大事なことは、   子どもたちを信頼すること。信じて待つこと。   もう一回、声をかける前に、あと10秒待ってみる。 そしたら、自分で戻ってくるかもしれない。 気がつくかもしれない。   それは、時に難しいことでもあるのだけど、それでも、信頼させてくれるのはいつも子どもたち。 信じてよかったと思わせてくれる。

By |1月 17th, 2019|Categories: 未分類|子どもの力 はコメントを受け付けていません。

〈子育て相談Q&A〉子どもの「投げる癖」、どうしたら良い?

日々、ご家族からいろんな相談を頂いております。その内容が、他の方の役に立つのではないかと、一部編集し、Q&Aとして公開させて頂きます。 ご相談: とにかく投げ癖が止まりません。 食事中も、フォークやスプーンを持たせると、投げてしまいます。料理の乗った皿や茶碗なども全部投げようとします。言葉が話せず、指差しもありませんから、「あれとって」とか「あれが欲しい」など自分の本当に欲しいものが示せないことによることかと思います。なので、のどが渇いたのかな?と思って牛乳やお茶などを飲ませても、少し飲んでもういらないとなったら手でバシンと叩いて落とそうとします。しかりつけると癇癪を起し暴れて、こちらが疲弊します。 回答: 「投げる」行動の理由が、「欲しいものの要求がうまくできないから」かどうかは、よく分析してみないとわかりません。しかし、それが理由である可能性は大いにあると思います。 なぜなら、お子さんが食事中に「投げる」行動を起こせば、お母様は困ってしまい、なんとか落ち着いて欲しいと考えますね。 そして、「これが食べたいの?それとも、あれかな?」など、お子さんの要求や意図を汲み取ろうとあれこれ世話を焼いて反応しますね。 このお母さんの「反応」や「欲しい食べ物が手に入る」という出来事が、「投げる」行動を強化していると考えられるからです。 そこで、行って欲しいことは、

By |1月 17th, 2019|Categories: 未分類|〈子育て相談Q&A〉子どもの「投げる癖」、どうしたら良い? はコメントを受け付けていません。

最近の投稿

アーカイブ

カテゴリー